どうする?あなたの住宅ローン 第9回:借り換え事例(メリットが少ない借り換え)

借り換え
(写真George Rudy/shutterstock)

「どうする?あなたの住宅ローン」もいよいよ残り2回となりました。前回は、住宅ローンの借り換えの具体的なケース、特に借り換えメリットが多く出る代表例として、「フラット35」からの借り換えについてご紹介しました。第9回となる今回は、実例第2弾として、借り換えメリットが少ない、あるいはほとんどメリットがなくても借り換えるケース、について解説させていただきます。
現在、住宅ローンコンサルティングサービス「モゲチェック・プラザ」をご利用いただき、住宅ローン借り換えを実行されるお客様の、平均住宅ローン借り換えメリット額は約500万円です。しかし、そのような中において、住宅ローン借り換えメリットがわずか数十万円にもかかわらず、借り換えを実行されるお客様もいます。
なぜ、そのようなお客様は借り換えを実行されるのか、3つの実例を取り上げて、その理由を説明させていただきます。

現在、住宅ローンコンサルティングサービス「モゲチェック・プラザ」をご利用いただき、借り換えを実行されるお客様の、平均借り換えメリット額は約500万円です。しかし、そのような中において、借り換えメリットがわずか数十万円にもかかわらず、借り換えを実行されるお客様もいます。なぜ、そのようなお客様は借り換えを実行されるのか、3つの実例を取り上げて、その理由を説明させていただきます。

ケース1:金利を固定化するケース

Aさんは住宅ローン残高2,000万円、返済期間12年、金利1.6%の変動金利ローンを借りていましたが、0.55%の10年固定特約金利の住宅ローンに借り換えました。返済期間が短いことから金利が1%程度下がったにもかかわらず、住宅ローン借り換えメリットは約15万円しかありませんでした。
しかし、残りの住宅ローン返済期間12年のうち10年間を0.55%という低利で固定化できましたので、金利リスクをほとんどヘッジできたことになります。返済額を多少なりとも減らして、かつ、金利リスクを排除するメリットある借り換えの好事例です。

しかし、残りの返済期間12年のうち10年間を0.55%という低利で固定化できましたので、金利リスクをほとんどヘッジできたことになります。返済額を多少なりとも減らして、かつ、金利リスクを排除する借り換えの好事例です。

ケース2:フラット35から借り換えるケース

Bさんは住宅ローン残高1,000万円、返済期間13年、金利2.5%のフラット35を借りていましたが、期間を3年短縮して返済期間10年で0.5%の10年固定特約金利のローンに借り換えました。第8回の前回に説明したとおり、フラット35は団信料が高いため、2.5%の金利といっても団信料を含めると実質的には2.86%の金利を払っているのと同等となります。
したがってこの方の場合、金利が2.36%も下がったことになります。住宅ローン残高が少なく、期間も短いことから借り換えメリット額自体は100万円を下回っていましたが、金利を大きく下げられるという点にメリットを感じた結果、住宅ローン借り換えに至りました。

したがってこの方の場合、金利が2.36%も下がったことになります。残高が少なく、期間も短いことから借り換えメリット額自体は100万円を下回っていましたが、金利を大きく下げられるという点に魅力を感じた結果、借り換えに至りました。

ケース3:特殊団信に入るケース

Cさんは住宅ローン残高5,000万円、返済期間23年、金利0.9%の変動金利ローンを借りていましたが、0.65%の10年固定特約金利でかつ、3大疾病以外に病気・怪我による15の状態や要介護状態で住宅ローンの返済が全額免除される特殊団信付きの住宅ローンに借り換えました。変動金利から10年固定特約に金利タイプを変更することで、少なくとも10年間の金利リスクがヘッジされ、なお特殊団信に入ることで保険を大幅に強化しています。
金利差が大きくないため、住宅ローンの借り換えメリットはほぼなかったケースですが、それでも金利リスクのヘッジと保険の大幅改善により大きなメリットを得られたといえるでしょう。
上記のお客様は、元々住宅ローンの借り換えメリットを得ることを目的にご相談にきました。その中でコンサルティングを通じて、借り換えメリット以外に借り換えの価値を見出した実例になります。
これら以外にもさまざまな理由で借り換えを実行するお客様は多くいらっしゃいます。そもそも金額の多寡にかかわらず、少しでも得をするなら住宅ローンは借り換えた方がいいといえます。住宅ローン借り換えのデメリットは手続きが面倒であるという点のみ、としても過言ではないため、住宅ローンコンサルティングサービス「モゲチェック・プラザ」でも、いかにお客様に手間を取らせないか、という点を重視してサービスが構築されています。

金利差が大きくないため、借り換えメリットはほぼなかったケースですが、それでも金利リスクのヘッジと保険の大幅改善により大きなメリットを得られたといえるでしょう。

上記のお客様は、元々借り換えメリットを得ることを目的にご相談にきました。その中でコンサルティングを通じて、借り換えメリット以外に借り換えの価値を見出した実例になります。

これら以外にもさまざまな理由で借り換えを実行するお客様は多くいらっしゃいます。そもそも金額の多寡にかかわらず、少しでも得をするなら借り換えた方がいいといえます。借り換えのデメリットは手続きが面倒であるという点のみ、としても過言ではないため、住宅ローンコンサルティングサービス「モゲチェック・プラザ」でも、いかにお客様に手間を取らせないか、という点を重視してサービスが構築されています。

>>面倒な銀行選びと申し込み手続はお任せ!


 【どうする?あなたの住宅ローン】シリーズ
どうする?あなたの住宅ローン 第1回:なぜ借り換えか
どうする?あなたの住宅ローン 第2回:なぜ変動金利なのに金利が下がらないのか
どうする?あなたの住宅ローン 第3回:より正確な住宅ローンの期間(アベレージライフ)
どうする?あなたの住宅ローン 第4回:住宅ローンの金利と収益性
どうする?あなたの住宅ローン 第5回:固定金利か変動金利か
どうする?あなたの住宅ローン 第6回:フラット35
どうする?あなたの住宅ローン 第7回:団体信用生命保険
どうする?あなたの住宅ローン 第8回:借り換え事例(フラット35からの借り換え)
どうする?あなたの住宅ローン 第10回:借り換え事例(リバースモーゲージ)

こちらもチェック

期間を延長しての借り換えで300万円のメリットを実現

モーゲージスペシャリストの江口 ...